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交通事故用語集
後遺症関連
後遺障害 [こういしょうがい]
交通事故で蒙った傷害が治療後も完治せず、将来的にも回復の見込みが無い症状固定となった身体的・精神的な障害を後遺障害といいます。また、後遺症と後遺障害は異なるもので、後遺障害は後遺障害等級が認定されたものをいいます。
後遺障害の等級は1級から14級まで区分されており、等級に応じて損害賠償請求額の金額が決定されます。
高次脳機能障害 [こうじのうきのうしょうがい]
高次脳機能障害は、脳の損傷により起こる様々な神経心理学的症状をいいます。
主に記憶障害・遂行機能障害・注意障害・失語・失行・失認・集中力、判断力の低下・感情の抑制ができないなどの症状が上げられます。
高次脳機能障害は見た目にも分かりにくく、本人に症状の自覚が無い場合も多くあります。
症状固定 [しょうじょうこてい]
これ以上治療を続けても回復や改善の見込みが無い状態を症状固定といいます。
医師による症状固定後は治療費・休業損害などの支払いが停止となり、後遺障害等級の認定後は後遺障害による損害賠償を請求をすることが可能となります。